組織に蔓延するモンスターとの仁義なき戦い

@埼玉県加須市発:とある税理士事務所が日本一になる(予定)までの実録ブログです。組織の成長・紆余曲折を赤裸々に発信していきます。

スタッフアンケートのノウハウを公開!!

こんにちは。

夏祭りが終わると、なぜかとても寂しい気分になる夏男の北村です(^^;

 

今日は、動画エピソード⑦スタッフアンケートの実施

kitamura-promo.hatenablog.com

 

で配信した、スタッフアンケートのやり方を公開したいと思います。

 

当社で実践しているノウハウですので、ぜひご参考になさってください♪

 

当社の従業員満足度アンケートは、Googleフォームで作成しました。

Googleフォームは、アンケートや投票をはじめさまざまな用途で使える無料ツールです。

https://www.google.com/intl/ja_jp/forms/about/

 

当社のリクルートサイトでもこのサービスを利用しています。

https://goo.gl/forms/utR9SIz0ZeR2SVfD2

 

 

そして、当社では今現在、スタッフアンケートの内容を、

トータルモチベーション指数(ToMo指数)というものを活用しています。

 

これは、

マッキンゼー流 最高の社風のつくり方」という書籍からヒントを得ました。

 

スタッフは簡単な質問に答えて集計すると、

社風を数字で可視化することができるというものです。

ToMo指数を用いれば、

自社の組織文化のどこが強みでどこが弱点かが明らかになるので、

自社の社風を改善していくことが可能となるそうです。

 

そして、書籍の著者は労働の動機を下記の6つに分類しています。

1.楽しさ
⇒仕事自体を報酬に感じる

2.目的
⇒仕事の結果に価値が感じられる

3.可能性
⇒仕事の二次的な結果が自分の価値観や信念と一致する

4.感情的圧力
⇒自分や周囲からの失望、罪悪感、羞恥心

5.経済圧力
⇒報酬を得るため、解雇されないため

6.惰性
⇒やめる理由がない

 

このうち、最初の3つは業績を上げ、最後の3つは業績を下げるとしています。

また、最初の3つを直接的動機、最後の3つを間接的動機と呼びます。

 

つまり、

業績を上げる直接的動機をもっているスタッフが多いほど、

社風が良く強い組織と言えるわけです。

 

【参考】ToMo指数については、こちらのブログでとても分かりやすく解説されています。https://note.mu/yasuyasu1976/n/n9cda73b08177

 

 

具体的なやり方は、

グーグルフォームを使って、スタッフに次の①~⑥の質問に回答してもらいます。

それぞれの質問に1~7の数値

1:全く違う」 ~ 「7:全くそのとおりである」

の中から選択してもらい、質問ごとに設定された係数をかけて算出します。

 

質問と係数は以下の6種類です。

①今の仕事を続けているのは仕事そのものが楽しいから?

 = 選んだ数値 ✕ 10

 

②今の仕事を続けているのはその仕事に重要な目的があると思うから?

 = 選んだ数値 ✕ 5

 

③今の仕事を続けているのは自分の目標を達成する上で有益だから?

 = 選んだ数値 ✕ 1.66

 

④今の仕事を続けているのは辞めたら自分と自分のことを気にかけてくれる人を落胆させてしまうから?

 = 選んだ数値 ✕ ー1.66

 

⑤今の仕事を続けているのはこの仕事を失ったら金銭上の目標を達成できなくなるから?

 = 選んだ数値 ✕ ー5

 

⑥今の仕事を続ける妥当な理由はない?

 = 選んだ数値 ✕ ー10

 

それでは、当社のアンケート結果を見てみましょう。

※このアンケートは、2019年4月頃に実施しました。

 

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質問①

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質問②

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質問③

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質問④

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質問⑤

 

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質問⑥


当社では、19名の回答がありその平均値を算出したところ

なんと「37.1」という結果となりました!!

 

書籍ではサウスウエスト航空の「41.0」が最高とされていましたので、

全体でみると当社の結果はかなり良いものであったと言えそうです。

 

 

では、

・なぜ、スタッフの6割が仕事を楽しいと感じていないのか?!

・なぜ、ほぼ全員が仕事でストレスを感じているのか?!

 

この疑問はますます深まるばかりです。

もはや、私たちのチームには、

得体の知れないモンスターがいると言わざるを得ません。。。